無駄省き流行るな〇すぞ
メタゲームの産物恐るべし、イゼフェニ以外のデッキにあんまり勝てないというクソしょーもないというポジションはそのまま、一時黒単無駄省きがトップティアに躍り出ました。
とは言え色の多いミッドレンジにカードパワーの層で負ける等、デッキそのものに革命的な変化があったわけではないのが環境という生き物の生態の不思議と言えるでしょう。絶滅しろボケ
だがしかし、メタゲームに留まり続けるのはそれでも理由があります。
イゼフェニ、パルヘリオン等の墓地デッキに対してメインから圧倒的リードを取れる真っ白/Go Blankの存在は、5cニヴや独創力などの1枚から状況をひっくり返せるデッキに弱いことを差し引いても強く、無駄省きとの併せ技としては理想のマナカーブと言えます。
また、速いクリーチャーデッキのトドメの手札を挫きながら2/2トークンでブロッカーを作れる点も強みです。
つまりフェニックスのみならず俺の使ってるこれとかこれがめちゃめちゃきついんだよ!!ざけんな!!!
相手に捨てられるくらいなら先に使い切ってしまおうの精神でデッキを組んでみた
そんなわけで、緑系コンボの定番である八百長試合
ではなく、大好評発売中新セットサンダージャンクションの無法者にて収録された
刺し背の恐怖/Stingerback Terrorを軸にしたグルールアグロについてすこしばかり語らせてください。
デッキリストに会いましょう
デッキ
4 八(や)百(お)長(ちょう)試(じ)合(あい) (SNC) 145
2 森 (ANA) 9
3 山 (ANA) 7
4 好(こう)戦(せん)的(てき)な槌(つち)頭(あたま) (LCI) 208
2 歓(かん)楽(らく)の神(かみ)、ゼナゴス (BNG) 156
4 エルフの神(しん)秘(ぴ)家(か) (M14) 169
4 ラノワールのエルフ (M19) 314
4 精(せい)霊(れい)との融(ゆう)和(わ) (NEO) 180
1 耐(た)え抜(ぬ)くもの、母(ぼ)聖(せい)樹(じゅ) (NEO) 266
4 カープルーザンの森(もり) (DMU) 250
3 砕(さい)骨(こつ)の巨(きょ)人(じん) (ELD) 115
3 恋(こい)煩(わずら)いの野(や)獣(じゅう) (ELD) 165
4 銅(どう)線(せん)の地(ち)溝(こう) (ONE) 249
4 踏(ふ)み鳴(な)らされる地(ち) (RNA) 259
4 とげ背(せ)の恐(きょう)怖(ふ) (OTJ) 147
4 変(か)わり樹(ぎ)の共(きょう)生(せい) (ZNR) 215
1 反(はん)逆(ぎゃく)のるつぼ、霜(そう)剣(けん)山(ざん) (NEO) 276
3 不(ふ)屈(くつ)の神(かみ)ロナス (AKR) 213
2 コグラとイダーロ (MOM) 244
サイドボード
4 トーモッドの墓(ぼ)所(しょ) (M21) 241
3 暴(あば)れ回(まわ)るフェロキドン (XLN) 154
2 熱(ねつ)烈(れつ)の神(かみ)ハゾレト (AKR) 159
2 松(たい)明(まつ)吹(ふ)き (SNC) 127
4 発(はっ)火(か)の力(りき)線(せん) (M20) 148
デッキの強みについて
基本の構造は、環境に元々存在したグルールアグロ(ミッドレンジ)に八百長試合を放り込み、P/Tが優秀なカードを気持ち多めにしただけのリストです。
先述した通り、現環境はやったらとハンデスが多く、コンボには厳しい現実があります。
そこで、無理に八百長コンボを狙わずに、グルールのスピード感あるゲームのついでに踏み倒しからのゲームセットも狙っていくリストに調整しました。
キープ基準として1マナのマナクリを優先するまでは普通の八百長コンボと同じですが、3マナの大きいクリーチャーで攻め込むこと自体がそもそも強いため、1マナ+デカブツで八百長なしでも始められます。慣れたらマリガンが簡単なほうという強みもあります。
故に、刺し背の恐怖の3マナで起動できる計画能力が非常に相性が良いのです。
一度計画してしまえばすぐに飛行トランプルで攻め込むもよし、公開したまんま相手と除去のやり取りを経て手札が枯れた後に最初から7/7として運用するもよし、3枚以上ダブりでもしない限りは非常に便利なクリーチャーとして運用できます。
もちろん、八百長試合の本来の動きである、好戦的な槌頭などを用いた最速コンボも強い動きとなっております。
緑黒型とは違い、3マナでパワー6以上のクリーチャーが一種類しかないため、狙いすぎてマリガンをシビアにしすぎると却って弱い点に注意してください。
八百長試合置かなくてもロナスや恋煩いの野獣で押し勝てるならそっち優先です。
踏み倒しカードも、土地としての運用ができる定番の変わり樹の共生に加えて、
神のほうのゼナゴス、コグラとイダーロなど、焦れたゲームで普通に唱えられる5,6マナの強いカードを採用しております。踏み倒し先引いてもかまへんかまへん。
サイドボードはぶっちゃけ適当ですし、今シーズン萎え散らかしてた関係でまだプラチナの私が回すデッキですが、楽しいし強いデッキに結構勝てるので、よかったら使ってみてください。サイド無茶苦茶適当だからアドバイスもください。
MTGAの記事は久々の更新となってしまいましたが、これも全て黒単無駄省きがキモいせいなので、多めに見て頂けると幸いです。
あと、アグロではあるため、無駄省きに勝てるコンボの生き残りである独創力に勝てない点はどうにもならないのであきらめましょう。
それでは、今日のところはここらでお暇とさせて頂きます。
今後も、パイオニアとエクスプローラーの両方を微力ながら盛り上げていきたいと思います。
また会いましょう。
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