パイオニアをMTGAに実装してくれブログ!!!

主にパイオニア(MTG)のデッキをおちゃらけ多めで解説します。もとは遊戯王勢なのでマスターデュエルも多め。

『強奪』と私/ストラクチャーデッキ戦士の伝説と禁止制限を知った思い出

あの強奪が解除される

しかもいきなりの無制限、核実験場と化して久しいマスターデュエルとは言え驚きの改定だ。

https://x.com/YuGiOh_MD_INFO/status/1816364773291814987

とは言え、BO1専用ゲーム特有の永続罠デッキ弾圧以上に自分のカード壊して悪さしそうな大嵐のほうがやばそうだし、そもそも心変わりだって使えるのだ。

装備魔法というサポートの層の厚さも、御巫の誘い輪舞のほうが安定性をはじめにやってることやばいという書き込みをTwitter上でみかけて、確かになと納得した。

今マシンナーズの練習をしてますが、みかんこキツくてキレそうです。

さて、そんな意外といけそうという世間の風潮が強いこの強奪というカード、私にはひとつ大きな思い出があります。

遊戯王OCGを始めた構築済みデッキ、その収録カード*1だったのです。

ショップで使って初めて禁止を指摘され、そして…

さて、あのフェニックスブレードの初出弾で、ベンケイ1killが想定されていたり、表紙のカードもちゃんと使えたら強い、地味ながらこの時期の構築済みの中ではかなり完成度の高い側のこちら、戦士の伝説。

DP十代編1*2が同時期に発売されており、それと組み合わせてぐちゃぐちゃの融合HERO装備ビートという、アド損の塊で楽しく遊戯王を始めていた当時のわたし。

割と早い段階でデッキがE・HERO側に染まった*3こともあり、シナジー形成が功を奏して友達を割としばけたからには、当然近くのショップに赴きフリー戦で腕試しです。

ここで問題になるのは、小学生の時間感覚。当時インターネットをそれくらいの年頃の子供が使えないとかそういう次元の話でもなく、単純に可処分時間が少ない、というか遊び疲れて使いきれないのです。皆様も経験がおありのことと存じます。

そして、戦士の伝説の発売日が2005年6月15日、強奪の禁止指定が2006年9月1日。

別にデッキを買ったのが発売日ドンピシャでない、そもそも一緒に買って貰ったDP十代編の発売日が2005年10月20日と考えると、その一か月は後と考えるのが妥当でしょう。

つまり、ショップに行くくらい対戦経験を積んだころにはとっくの昔に禁止になっていたのです。

そんなわけで、ショップの常連らしきにーちゃん、小学生視点なので中学生~社会人が全部にーちゃんなので年齢層はわかりませんが、カードオタクのあんちゃんに、禁止カードを使っていることを指摘されたわけです。

ですが、別に大会の1戦目でもなしにフリー戦のこと。

速攻で抜いて一回仕切り直して勝負を挑みました。

融合モンスターに融合武器ムラサメブレードつけるのがオシャレで好きだったんだよね。強奪?なんか入りっぱなしだけど知らんわ*4こんなカード。

そんなことより、親切なにーちゃんだったばっかりにフェニックスブレードの強さを戦いながら伝授して頂き、サンダージャイアントのコストを賄うという小学生環境では結構どうしようもないテクニックを覚えて帰っていったことのほうが問題です。

お前のせいで俺もカードオタクに踏み外したんだよ!!

あんときあんたが、もっとネチネチ言ってくるキモい常連だったら、俺は今頃TCGなんかに時間を浪費せずに女の子にモテてたんだけどなあ。

 

俺の使えるデッキが結構勝てて配信のネタは尽きなそうなマスターデュエル。微力ながら盛り上がりに貢献できたらなと考えています。あと楽して勝ちたい

ほどほどにマイナーで結構やれるデッキの研究は遊戯王に限らず手広くやっているので、次回と以前の記事・動画もご覧頂ければ幸いの極みです。

*1:

ストラクチャーデッキ - 戦士の伝説 - | カード検索結果(画像表示) | 遊戯王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ - カードデータベース デッキリストはこちら。ハリケーンとフェニックスブレード入ってるの圧あんな今見ると

*2:スチームヒーラーとかいうまあまあな紙屑がUR枠食ってるけど、フレイムウィングマンとサンダージャイアントを素材含めて揃えやすい点は良心的なパック

*3:DPは収録数がめちゃめちゃ少ないからダブりが揃いやすい

*4:当時のOCGにデッキの枚数上限なんてないので小学生デッキは基本バベル

ボロス召集、やめたと見せかけて片手間にダイヤ上がるくらいは触ってます。

世間から目を逸らすデメリット

カルロフ亭発売後は大騒ぎしたものの、環境が煮詰まるにつれてぶっちぎった感じがなくなってしまい、手の内がばれ、早々に記事を書かなくなってしまったボロス召集。

では、イゼフェニやラクドスサクリによりを戻したのかと言われるとそうでもなくて、どちらも環境的にきつい要素が特にエクスプローラーでは多く、実のところはそのままボロス召集を使い続けておりました。

この空白の数か月間、リミテとマスターデュエルの配信と一瞬だけクソデッキをランクマに放り込むなどしておりましたが、メインデッキは完全に惰性で作業的にプラチナまで上げておく*1だけかと言われると、そうではありません。

早い話マイナーアプデもやっとかないと勝率下がり続けるんですよ。周りだけデッキ強くなり続けて自分だけ据えってわけにはいきませんからね。

そうするとプラチナ維持もままならないわけで、改善のモチベが嫌々抉り出されます。

とは言え新規カードを貰えたかと言うとそうでもなく、精々が以前の記事で紹介したサイドボードのちょっとした改善くらいのものです。

こういう時に諦めずやっておきたいのはカードプールの再度の精査です。

自分の要求するカード、それが作ったときの調べ方で本当に見つけていなかったのか。

今回の場合は、「1マナでファクトシナジーに寄与して色事故要員にならない」「打点を上げながらアドバンテージを稼げる召喚酔いしないカード」です。

その結果、あるじゃないですかいいものが!

世間で試され始めたのを周回遅れでやってるだけじゃねーか!!!

勝率6割くらい?を片手間に達成させたアレを公開します

一応スクショはっときます。配信でやるほどじゃないよって意味でもあるんですけど。

デッキリストに会いましょう

相棒
1 湧(わ)き出(で)る源(みなもと)、ジェガンサ (IKO) 222

デッキ
1 巨(きょ)人(じん)落(お)とし (ELD) 14
2 平地 (ANA) 1
4 ひよっこ捜(そう)査(さ)員(いん) (MKM) 29
4 スレイベンの検(けん)査(さ)官(かん) (SIR) 51
4 内(うち)なる空(そら)の管(かん)理(り)人(にん) (LCI) 43
4 上(じょう)機(き)嫌(げん)の解(かい)体(たい) (ONE) 134
4 ヴォルダーレンの美(び)食(しょく)家(か) (VOW) 182
4 イモデーンの徴(ちょう)募(ぼ)兵(へい) (WOE) 229
4 イーオスの遍(へん)歴(れき)の騎(き)士(し) (MOM) 26
3 敬(けい)慕(ぼ)されるロクソドン (GRN) 30
4 戦(せん)場(じょう)の鍛(か)冶(じ)場(ば) (BRO) 257
4 感(かん)動(どう)的(てき)な眺(ちょう)望(ぼう)所(じょ) (KLR) 283
4 聖(せい)なる鋳(ちゅう)造(ぞう)所(しょ) (GRN) 254
4 針(しん)縁(えん)の小(こ)道(みち) (ZNR) 263
2 バグベアの居(きょ)住(じゅう)地(ち) (AFR) 254
4 門(もん)道(どう)急(きゅう)行(こう)の事(じ)件(けん) (MKM) 8
4 ヨーティアの前(ぜん)線(せん)兵(へい) (BRO) 42

サイドボード
3 悔(かい)恨(こん)する僧(そう)侶(りょ) (M19) 33
1 湧(わ)き出(で)る源(みなもと)、ジェガンサ (IKO) 222
1 失(う)せろ (LCI) 14
2 封(ふう)じ込(こ)める僧(そう)侶(りょ) (M21) 13
1 失(う)せろ (LCI) 14
3 暴(あば)れ回(まわ)るフェロキドン (XLN) 154
1 黎(れい)明(めい)運(はこ)びのクレリック (AFR) 9
3 堂(どう)々(どう)たる撤(てっ)廃(ぱい)者(しゃ) (BIG) 2

わかりやすい調整点、自分が回しやすいように他の方のリストと差別化した点は、毅然たる援軍を抜いている部分でしょう。

2マナってのがなんかもっさりしてて爽快感に欠けるんですよね。

強いからみんな使ってるのはそうだと思いますが、私はランクマであんま頭使わず報酬イイ感じにしたいんで…

そんなわけで、この枠を1マナのいいのにしよう、と思い至り、結果的にスタンのボロス召集でよく採用されていたヨーティアの前線兵と差し替えるに至ったのです。

門番急行の事件については、クリーチャーじゃないってだけで敬遠していましたが、使ってみたらもう病みつきになりました。

敬慕されるロクソドンがなんかもっさりに見えてきて1枚抜いたくらいです。

サイドボードはぶっちゃけフィーリングで、イーオスの遍歴の騎士でサーチしまくって相手に対処を強要して、先手後手を結果的に入れ替えること以外特に意識していません。

ブルームバロウでもこのデッキが強くなることはなさそうなので、つなぎと生存報告にこんなん書いてみました。ちゃんちゃん。

 

それでは、今日のところはここらでお暇とさせて頂きます。

今後も、パイオニアエクスプローラーの両方を微力ながら盛り上げていきたいと思います。

また会いましょう。

 

「パイオニアをMTGAに実装してくれブログ!!!」はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

*1:アリーナのシステム上~ゴールド帯とプラチナ・ダイヤの要求勝率が違うため、無課金者的には毎月プラチナをキープすることが報酬的に望ましい

ガッカリ予想当てます!inブルームバロウ/雇われ爪はバーンの救世主にはならないよ!

赤の速攻デッキは負けるやつが悪い。

速攻というと簡単に聞こえるかもしれないが、今の手札とれるテンポと環境にあるカード、全てを読み切った努力の成果を一瞬に出力しているのだ。

つまり、ディフェンスよりも断然オフェンスのほうが難しいことを考えて動いてる。

それに負けて怒ってるうちは一生初心者だよ。

アグロは技術、防御はお勉強と運、そこに決定的な差があるのよ。

今日はこれだけ覚えて帰ってください。

改めて当ブログの思想の部分をぶちまけたわけを話すと、赤いレアに使い手とそれ以外で大きな認識のズレがあるという世間という事実の再確認です。

今回の新カードで言えば、雇われ爪がまさにその一枚でしょう。

あ、ブログタイトルにあるけどスタンダード視点じゃないです。

レアになった焦がし吐きがなんだってんだよ

アタック時に相手にダメージをトカゲと言えば、アリーナがまだOPβを頭にくっつけていたM20期のスタンダードのランクマッチで大流行りした赤単の主力パーツ、焦がし吐きを思い出した方も多いことでしょう。

アリーナを象徴する貧乏デッキでもありました。

時代と稀少度の差もあり、タフネスは1上がり、チャンプアタックから読み合いを作れる効果も搭載されました。

この時点でおかしいんですよね。

4年もたってレアになって強くなった部分2か所ですよ?

ウィザーズのデザイナーは赤いデッキが本当に嫌いなことがよく伝わってきます。

ブルームバロウ内でもトカゲ部族でダメージ誘発によるシナジーが形成されているようですが、そちらはスタンダード構築に譲るとして、一応相性のいいトケゲをピックアップしてみましょう。

まずは、オラクル変更でセファリッド・ヴィーアシーノが消去されたことでちょっとした話題になったことで記憶に新しいヴィーアシーノの紅蓮術師。

また、前述のM20と入れ替わりで調整版の如く登場したM21のバーンダメージシナジーの一枚、チャンドラの紅蓮獣。

赤いスタックス系クリーチャーの一枚、焼身のシャーマンなんかも、仮想敵が存在しないという重大な欠点がありますが、マナフラ受けもできるいい一枚です。

さて、こうしたカードを並べてみたら、雇われ爪意外といけるんじゃないかと素人さんはお考えかも知れませんが、そんなお考えをお持ちの皆様はひとつ重大な見落としがございます。

2マナでテンポがダブつく?速攻がない?

それも確かにどうしようもない弱点のひとつですが、もっとわかりやすい部分ですよ。

1マナ果敢でいいじゃん。

スタンダードでも多分、これに近い評価に落ち着くんじゃないかと思います。

赤いアグロってシナジーで強くなることが基本ないんですよ。

聞いてるかウィザーズ脳タリンのデザイナーズコンボなんて俺のボツデッキ未満のハナクソに時間割いてないで稲妻再録しろボケ

 

それでは、今日のところはここらでお暇とさせて頂きます。

今後も、パイオニアエクスプローラーの両方を微力ながら盛り上げていきたいと思います。

また会いましょう。

 

「パイオニアをMTGAに実装してくれブログ!!!」はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

このカードわからんけど使ってみたいinブルームバロウ/鍛冶の才能はパイオニアハンマーを救うのか?

イオニアハンマーとは

モダンのハンマー、パイオニアの青白巨像、あとハサミ。

アーティファクトシナジーのお株は青絡みに奪われて久しいが、

それでも立ち上がる赤白のファクト使いは存在する。

それがパイオニアハンマータイムだ。

勇気と蛮勇は違うと正論をぶつけられると何も言い返せないこちらのアーキタイプだが、一応赤白でなければいけない理由はある。

まず、鋼打ちの贈り物やウルザの物語など、青白にまとめるためのモダンの強力なサーチカードがイリーガルなのだ。

純鋼の聖騎士もなく、ハンマーをつけるためのカードに乏しい。

それにつけ加えて、エスパーの歩哨や石鍛冶の神秘家のような単体で強いカード、デスタク的なごまかしのムーブを許容するカードがない。

これらの要点を踏まえてパイオニアのハンマータイムがすべきこと、それは

この2種のゴブリンどっちかに最速でハンマーをつけて殴る。通ったら勝ち。

回復されたり妨害で計算狂ったら負け

である。

ガルダの助け以外だと、つけるためのカードがこんなもんしかないのでマジである。

そんなとき、ブルームバロウのプレビュー中に救世主が現れた。

今度こそ我々の時間だ。

エルドレインの森でケランが出た時も同じことを宣い、実際に回して数時間で撤回したが、まあ今は忘れて欲しい。

ファイタークラスよりは強かったよ。

鍛冶の才能はイケる!ハンマータイムのタイムが結構きそう!イケるったらイケる!

ぱっと見で、ハンマータイム的な魅力がお分かりいただけただろうか。

デッキを使ってないと、1マナ設置で変な装備トークン、3マナ払ってやっとコンボパーツくらいの印象を受けるだろう。

まずこのカードの凄いところは、赤のシングルシンボルである。

馬鹿にしてるわけじゃありませんよ。

このデッキ、前述したケランが来てファイタークラスと取り換えた際に、安定性-5000が-300になったくらいにはマナベースがぐちゃぐちゃなのだ。

モダンと違い、白いクリーチャーに白いカードでハンマーをつけることができなかったため、2色のマナが絶対に必要になる。キープがむずい癖に対して強くない。

しかし、赤単色の妥協キープが許容範囲になるのであれば話は変わる。

いや、カード弱いからコンボ遅くなることは依然明確な弱点だが、ダブマリしてもどうしようもなくて爆発みたいなことを真顔でやる回数は減る。

ガルダの助けと併せて、なにかエンチャントシナジーもつまみ食いできればカード単体の弱さも大分誤魔化せるかもしれない。毅然たる一撃にスタック何かでGGはもうたくさんだよ。

そんなわけで、発言の責任は取りませんがイオニアエクスプローラーでハンマータイムの時間がきます。

 

それでは、今日のところはここらでお暇とさせて頂きます。

今後も、パイオニアエクスプローラーの両方を微力ながら盛り上げていきたいと思います。

また会いましょう。

 

「パイオニアをMTGAに実装してくれブログ!!!」はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

 

1000枚買ったらこれ宇宙よ inブルームバロウ/清掃人の才能とラクドスサクリ宇宙

ブルームバロウ、今んとこイイ感じにまとまってて物足りない─

私はニューカペナのとき、3マナオブを強い強い言ってるへたくそ、もとい対戦経験の少ない皆様に指摘していました。

ですから、新カード評を始めるならTwitterで騒がれてるカードを一刀両断!

という具合でインプレッションを稼ごうと企んではいましたが、今回のプレビューに限ってウィザーズが調整もできないおバカっぷりを晒してくれない…

そこで、私の方から騒ぎを起こす!火をくべろ!赤の使い手ならしかるに当然だ!

清掃人の才能を1000枚買え!!!ラクドスサクリの時代がくる!!!くるったらくる!!!!!

そう、ラクドスサクリファイスを強化するカードだ。

エルドレインの10個くらいある7つの大罪のひとつ、猫かまどパッケージをより強化する常在型能力、説明不要だろう。

 

猫かまどはそれ単体で完結してるから余計なのでは?と思うかもしれないが、
1マナ→1マナ+1マナの動きを往復の2ターンでするときに、最速猫かまどしてしまうと意外と手持ち無沙汰になってしまうことが多い。

3ターン目の波乱の悪魔の動きをより強くするピースが欲しいのだが、残り1マナだとそれも上手い事いかず座りが悪い状況も多いのだ。

そんなときに清掃人の才能を置いとけばとりあえず食物が増やせる。

これが意外とありがたいのだ。

ラクドスサクリの猫かまど、村の儀式で猫をサクったりするとどうも空白ターンができてしまったりするもんだから、食物が1個増えるのは見た目以上に強いと想定できる。

レベルアップも地味だが、レベル2はクロクサの餌増やし、3は波乱の悪魔とセットでリーサルの砲台として悪くないだろう。マナフラ受けにしちゃ上出来だ。それ目当てで採用しないので。

さらに、サクれば食物が出るということは一時的にかまどの代用品としても扱えるというわけで、猫が墓地でごろんとしてる気まずい瞬間を、適当にキャストした村の儀式とかでブロッカー立たせて1ドレインにもできる。

同じくブルームバロウで登場する循環への給餌も、これと併せて使えば評価が変わりそうだ。初見の印象ちょい強マーダーだったけどここまで食物シナジーあれば話は違う。

それでは、今日のところはここらでお暇とさせて頂きます。

今後も、パイオニアエクスプローラーの両方を微力ながら盛り上げていきたいと思います。

また会いましょう。

 

「パイオニアをMTGAに実装してくれブログ!!!」はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

パイオニアでも微妙なあいつら/狂喜してる暇があったら普通に殴れよ

デザイン領域の節制のためか、近頃は能力の再録が目立つ

と言っても、続唱をリメイクしたら大変なことになってしまった印象の強さが先行している感は否めないし、獰猛に至っては散々再録しておいて未だにテキストの節約に至っていない。

出た当時はTwitterをそんなに熱心に見る時間がなかったこともあり、

「あの続唱をうまくリメイクしてすごい」と「3キルみつけました」が同時に流れてきた体感の記憶。

リミテでよく赤緑に振り分けられる、「パワー4以上のクリーチャーがいるとき」シナジー。こちらは何故か頑なに獰猛で統一されない。

 

近年は諜報や上陸など、元々そう書いてないけど同じ挙動だったカードがエラッタで統一されたり、喊声が1セットに1枚だけ登場したり、カード効果のブロック単位の扱いも変化しつつある。

そんな中、来るブルームバロウでとんでもない能力が、獰猛と同じくその能力語の微妙さを隠したいがために能力ではなく効果文として収録されるのだ。

 

狂喜、それは使っててイマイチ喜ばしくない能力。

ローウィンの部族など、あまりモダンで使われてないからこそパイオニアでのリーガル化が期待される効果・能力は多い。

一方、期待の裏には忘却が当然ある。

忘れ去られたしょうもない能力、それが狂喜だ。

黒単不遇の時代として黒使いの怒りを買ったケツ王ことヴァーゴスの血王を代表に、構築じゃとても使えたもんじゃない、までは言い過ぎにしても、単純にこれをわざわざ使う理由がないカード群、それが狂喜だ。

触ったことない私が言うのは不適切かも知れませんが、マナを浮かして殴りきってやっとフルパワーって、それリミテでもどうなんですかね?

如何せん古いカードなので、オマケがあってフルパワー、単品がバニラ同然という評価は、令和のクリーチャー水準なら覆せるかもしれない。

現に、燻る殺し屋はリミテで暇なときとったら意外といい事起きそうな性能をしているし、地味にライフルーズ対応で上位互換となっている。じゃあ狂喜マジでいらないじゃん

デザインの方針が日々変化しつつある中、こうした能力の再発掘は評価されるべき試みだと思う。

まあ萎縮とか赤に戻して欲しい能力いろいろあんのに狂喜に枠一個食われたのは嫌だけど。

あのタイタンサイクルと同じ稀少度で同じセットの収録です。

 

それでは、今日のところはここらでお暇とさせて頂きます。

今後も、パイオニアエクスプローラーの両方を微力ながら盛り上げていきたいと思います。

また会いましょう。

 

「パイオニアをMTGAに実装してくれブログ!!!」はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

今度の再録カードはここがアツい!/パイオニアに審判の日がくるということ

そう、新企画二回だけやってまたしても新企画、野放図なのである。

前回前々回にて、実は使えると称した採用率が低いようでべつに使われてるカードの紹介を始めたデッキ紹介がメインの当ブログだが、またしてもサボれるネタになるニュースが飛び込んできた。*1

https://x.com/mtgjp/status/1806645752967627233


審判の日/Day of Judgment

が、パイオニアリーガルとなるのだ。

4マナラスとパイオニアのカードプールの歴史

このカードを見て、大半のプレイヤーはどんな印象を受けるだろうか。

恐らく、本家本元神の怒り/Wrath of God下位互換だろう。

特に、プレイヤーの多いモダンとEDHにおいてはラスゴの代用品、或いは2種目として、貧乏デッキのお供として愛用されているであろう。MOでも安レアの定番だしね。

一方その頃パイオニアでは、互換も何も両方ともイリーガルだった。

最後の本流セットへの収録が初代ゼンディカーなので当然と言えば当然だが、このカードの不遇な点は、のちの世でインフレの首謀者としてやり玉に上がるセットへ収録されたことかも知れない。

イオニアのカードプールを区切るにあたって、モダンを牛耳っていた初代ゼンイニストνΦを排除した、ラヴニカ回帰以降と規定されるのはあまりにも自然だ。

前回の記事でも述べた通り、ラヴニカ回帰以降のセットでは1マナ火力や2マナファクトや1マナ火力、ゲームを決めかねない制圧力を持つ多色地形対策、そして1マナ火力など、早期にゲームを終わらせるとされているカードにテコ入れが入った時期だ。*2

そのテコ入れ、悪く言えば下位互換のばら撒きの対象に4マナ全体除去も含まれていた。

一概に下位互換とは言えないんだけどねえ

例えば、5マナに割り増す代わりにモードで色付けてくれるとか、4マナだけど相手の状況次第で利益を与えるとか、「全てのクリーチャーを破壊する」だけのカードはなかなか刷られなくなった。

当時の青白コンが強かったのもあってスタンではよく見るカードでしたね。

決して悪い事ばかりではなく、残骸の漂着など現在も使われる互換カードの発明には成功した。

したが、特に5マナ以上のラスというのがなかなかに難産で、今やすっかりTwitterの悪者として有名な太陽降下がデザインされるまで、審判の日が消えてから何年の時間を要したかという話なのだ。

これを引いて誰か得した人間がいるのか?

残念ながら初見の印象でダメ、実際のところダメというラスもどきの数は多かった。

そして、スタンで使われたとしても、モダンでラスが使えるのにパイオニアには変な工夫が必要という有様。

再生能力がゼンディカー再訪以降常盤木を降板したこともあり、こういうカードを見る度に考えずにはいられなかった。

審判の日くれてもよくない?

まさにその気持ちがプレイヤーとデザイナーで通じ合った、素晴らしい再録だろう。

デイオブジャッジメント下環境で本当のラスとして輝くとき。

恐らくそんな日は来ない。

ラスがいるようなコントロールって基本青白です。サンアンドムーン?月ないけど。

私のファーストインプレッションは、うわあスタン民大変そうだね高速化で~

くらいのもんでした。

とは言え、頑なに再録されなかったカードが帰って来るのは記録すべき出来事に違いないでしょう。この調子で稲妻を再録してくれることを祈って、本記事の結びとさせて頂きます。

 

それでは、今日のところはここらでお暇とさせて頂きます。

今後も、パイオニアエクスプローラーの両方を微力ながら盛り上げていきたいと思います。

また会いましょう。

 

「パイオニアをMTGAに実装してくれブログ!!!」はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

*1:そう、Wotcの陰謀なのである。

*2:結果的にそうなっているだけで当時のデザイン時点でそこまで意識してはないはずだけども